2026.04.02若松 由紀
テーブルの上のミニマリズム — 暮らしの器選び。
InteriorTablewareCraft
食器棚を開けたとき、何が入っているかすぐに思い出せる——そんな状態を、わたしは「整っている」と感じます。器を増やしすぎず、それぞれに役割を持たせて、毎日使う。これが、自由が丘店でお客様にお伝えしているテーブルウェアの選び方の基本です。
持つべき器は、思っているより少ない
大皿が一枚、中皿が四枚、小皿が四枚、お椀が四つ、グラスが六脚、湯のみが二つ。実は、二人暮らしの食卓ならこれくらいで十分まわります。揃えるべきは「枚数」ではなく「組み合わせの幅」です。
素材を統一する、形を統一する
器選びで迷ったら、二つだけ意識してみてください。一つは素材を絞ること。陶器とガラスの二系統に絞れば、テーブルの上に統一感が生まれます。もう一つは形を絞ること。同じ作家、同じシリーズで揃えられれば理想的ですが、難しい場合は「縁の立ち上がりの角度」を揃えるだけでも雰囲気がまとまります。
VIDA がおすすめする3人の作家
信楽の佐藤雅之さんの粉引、有田の岩永浩さんの白磁、笠間の額賀章夫さんの灰釉。この三人の器は、和食にも洋食にも違和感なく寄り添ってくれる懐の深さがあります。価格帯も日常使いしやすく、入門にぴったり。自由が丘店では常時取り扱いがありますので、ぜひ手に取ってお選びください。